MacOSをSonomoにアップデートすると、MAMPが立ち上がらなくなりました。
直近で特に必要というわけではなかったので、時間的に余裕を持って復旧できましたが、もしすぐに開発する必要がある場合は焦りますね。
というわけで早速解決方法を記載していきます。
この方法だとデータベースが戻らないかもしれないので自己責任で!!
私はローカル環境のデータが消えても良かったので、この方法を行いました。
背景
MacOSをSonomoにアップデートし、MAMPを立ち上げると「MAMPが予期しない理由で終了しました」とクラッシュしました。
そもそも立ち上がらずどうすることもできなくなります。
解決方法
MAMPの再インストール
MAMPをアップデートすると解消できますが、この状態でアップデートする方法が見つからず新しくMAMPを再インストールします。
まず既存のMAMPフォルダのバックアップをとりましょう。
/Applications/MAMP フォルダの名前を変更すると良いでしょう。
次に公式サイトからMAMPを再ダウンロードします。
MAMP公式 :
https://www.mamp.info/en/downloads/
htdocsにフォルダを入れる
私はMAMP環境でLaravelを使っていたので、 Laravelのプロジェクトをhtdocs配下に移動します。
httpd-vhosts.confの変更
バーチャルホストの基本設定を行います。
以前のものをコピペすると良いでしょう。
$ cd /Applications/MAMP/conf/apache/extra/
$ vim httpd-vhosts.conf
コピペ
データベースの作成
Laravelを利用しているので、php artisan migarteコマンドでデータベースを作成し、seedで初期データの挿入も行います。
tips!
WordPressを利用している方は、データベースを作成し、管理画面に入れば自動でテーブルを作成してくれますね。
composer installやphp artisan migrateコマンドを打つとエラーが起きました。
$ composer install
env: php: No such file or directory
これはphpのPathが通っていないためです。
/Applications/MAMP/bin/php/ の中の適当なPHPのバージョンを確認し、~/.bash_profile に以下を追加する必要があります。
$ cd ~/
$ vim .bash_profile
.bash_profileに以下を追記
8.2.0の箇所は適宜入れ替えてください。
export PATH="/Applications/MAMP/bin/php/php8.2.0/bin:$PATH"
.bash_profileの反映
$ source ~/.bash_profile
ここで以下のエラーが出ました。
$ source ~/.bash_profile
bash: /Users/・・・・/.profile: No such file or directory
.profileというのがないらしいので作成します。
$ touch .profile
再度.bash_profileの反映を行います。
$ source ~/.bash_profile
これでOK
composer install、php artisan migrateやphp artisan db:seedができデータベースが作成されました。
ブラウザでも表示が確認できました。
まとめ
今回は「MAMPが予期しない理由で終了しました」の解決を行いました。
ちょっとそういうエラーはやめてほしい...
やはりDockerの方が良いということでしょう。