大還暦は何歳?
「還暦」と聞くと、一般的には60歳を指します。これは、干支(えと)が60年で一巡し、生まれた年の干支に戻ることから「還る暦=還暦」と呼ばれています。
一方、「大還暦(だいかんれき)」とは、還暦が2回巡ることを意味し、120歳の節目を指します。つまり、大還暦は生まれた年の干支を2回経験することになります。
現代においては、平均寿命が延びているとはいえ、120歳まで生きる人はごくわずかです。そのため、大還暦を迎えることは非常に珍しく、長寿の象徴として特別な意味を持っています。
大還暦の次は?
「大還暦」が120歳の節目であることを考えると、その次の大きな節目は何歳になるのでしょうか?
実は、大還暦の次には特別な名称が存在しません。しかし、長寿の祝いとして以下のような区切りが続いています。
125歳:五回目の本厄
60歳(還暦)・120歳(大還暦)と同様に、125歳も「厄年」として考えられることがあります。
144歳:二度目の十二支一巡(干支12回×12)
12年ごとの干支の周期を12回繰り返す144歳も、一つの区切りとして考えられるかもしれません。
180歳:還暦の3倍(3回目の干支一巡)
120歳の大還暦の次に、60年後の180歳を「超還暦」とする考え方もあります。
しかし、現実的にこれらの年齢まで生きる人はほぼいないため、今のところ「大還暦」の次に正式な名称はありません。もし医学の発展によって120歳以上生きることが当たり前になれば、新たな名称が生まれるかもしれません。
大還暦の色は?
長寿の祝いには、それぞれに**「お祝いの色」**が存在します。例えば、60歳の還暦には「赤」が用いられます。これは「赤ちゃんに還る」という意味からきています。では、大還暦(120歳)の色は何でしょうか?
長寿祝いの色の例:
年齢 名称 色
60歳 還暦 赤
70歳 古希 紫
77歳 喜寿 紫
80歳 傘寿 金・黄
88歳 米寿 金・黄
90歳 卒寿 紫・白
99歳 白寿 白
100歳 百寿 白・桃
108歳 茶寿 茶
111歳 皇寿 白・黄
120歳 大還暦 金・白(仮)
正式には決まっていませんが、大還暦は「金」や「白」がふさわしいと考えられます。
金(ゴールド):長寿の象徴であり、高貴なイメージを持つ色。
白:純粋さや新たな始まりを意味する色。
還暦(赤)は生まれ変わりを象徴しますが、大還暦はそのさらに上の境地に達するため、「神聖な色」として白や金が適しているかもしれません。
大還暦を迎えた人はいるのか?
120歳まで生きることは可能なのか?実際に大還暦を迎えた人はいるのでしょうか?
世界の最高齢記録
2024年現在、公式に確認されている世界最高齢者はフランスのジャンヌ・カルマン(Jeanne Calment)さんで、122歳164日まで生きました(1875年~1997年)。彼女は人類史上、大還暦を迎えた数少ない人物の一人です。
日本の最高齢者
日本で確認されている最高齢者は**田島ナビさん(1900年~2018年)**で、117歳まで生きました。残念ながら、120歳には到達しませんでしたが、非常に長生きした方です。
日本は長寿大国であり、近年の医学の進歩を考えれば、今後「大還暦」を迎える人が出てくる可能性は十分にあります。
これから大還暦を迎える可能性のある人
2024年現在、1904年生まれの人が存命であれば120歳になります。
日本の平均寿命は男性81.5歳、女性87.5歳ですが、医学や健康意識の向上により、今後さらに寿命が延びると考えられます。もし120歳が珍しくない時代が来れば、「大還暦祝い」が一般的になるかもしれません。
まとめ
大還暦とは、還暦(60歳)が2回巡る120歳の節目です。
次の節目としては、144歳(十二支が12回巡る)や180歳(還暦の3倍)などが考えられますが、正式な名称はありません。
大還暦の色はまだ決まっていませんが、長寿や高貴さを象徴する「金」や「白」がふさわしいと考えられます。
実際に大還暦を迎えた人はごくわずかで、公式記録では**ジャンヌ・カルマンさん(122歳)**が唯一の例です。
日本は長寿国であり、今後の医学の進歩によって、120歳以上生きる人が増える可能性もあります。
もし120歳まで生きることが当たり前の時代になれば、「大還暦祝い」が新たな風習として広まるかもしれませんね。