今回はGO言語における文字列出力を行う関数について記載します。
早速いきましょう。
GO言語における文字列の出力方法
GO言語において文字列の出力には以下の関数があります。
- Print : 最後に改行を付加せず、文字を出力する
- Println : 最後に改行を付加して、文字を出力する
- Printf : 最後に改行を付加せず、文字列をフォーマットして文字を出力する
末に改行を入れるか入れないかでPrintln・Printを使い分け、変数を入れたい場合にPrintfを使うと良いでしょう。
では実際に使い方を見ていきます。
実際の書き方
まずfmtをインポートします。
そして今回はPrintlnを使ってみましょう。
import {
"fmt"
}
fmt.Println("hello") //"hello"
これでhelloが出力されます。
簡単ですね。
引数は任意で設定でき、その場合スペース区切りで表示されます。
fmt.Println("An", "apple", "is", "a", "fruit") //"An apple is a fruit"
文字列の結合もできます。
その際はスペースで区切られません。
name := "World"
fmt.Println("Hello, " + name + "!") //"Hello, World!"
Print関数も同じ使い方です。
次はPrintfの使い方を見ていきましょう。
Printf 関数は、第1引数に書式文字列を受け取り、その後に書式文字列に埋め込むデータを引数として受け取ります。
書式文字列内の %s は文字列を埋め込むためのプレースホルダーであり、name 変数の値が埋め込まれます。
name := "World"
fmt.Printf("Hello, %s!\n", name)
Printf は他にも様々な書式指定子をサポートしており、例えば %d は整数を、%f は浮動小数点数を、%t は真偽値を、などを埋め込むために使用されます。
num := 42 fmt.Printf("The number is %d\n", num) //"The number is 42" pi := 3.14159 fmt.Printf("The value of pi is %.2f\n", pi) // 小数点以下2桁まで表示 "The value of pi is 3.14" name := "Alice" age := 30 fmt.Printf("My name is %s and I am %d years old\n", name, age) //"My name is Alice and I am 30 years old" isOpen := true fmt.Printf("The door is open: %t\n", isOpen) //"The door is open: true"
いかがですか?
ちょっとずつGO言語に慣れてきましたね!